鳥海山 山スキー

日程 2022年5月12日夜〜15日

<行動記録>
 5月12日
 20時に二俣川駅に集合して、SIM氏の車で鳥海山へ向かった。当初はHIRA氏も参加予定であったが膝の調子が思わしくないので不参加となった。天気予報では13日が曇りで14日は雨とあり、天気は良くない。チャンスは明日だけかと思った。

横浜ICから東名高速に入り首都高に入る。平日ともあり順調に21時50分に東北道に入った。蓮田SA、鏡石PA、吾妻PA、鶴巣PA、中尊寺PAなどで休憩した。

 5月13日 天気:朝方曇り、晴れ後曇り  高速を降りて4時頃に仮眠して、矢島にあるコンビニに立ち寄り、祓川の駐車場に6時45分に着いた。6時に到着していたKOK氏は首を長くして待っていたと思われる。天気が悪いためが他の車は無い。準備をして7時30分にシールを付けて登行する。この頃になると青空が広がりはじめ天気が回復気味であることが分かる。
 下部では雪解けが進み一部ブシュを越えて行った。2本目の休憩は避難小屋上の標高1630m付近で休憩した。雪面に竹竿があり目印になる。もはや晴れて青空に鳥海山の白い山肌のコントラストが美しい。おそらく日本で晴れているのはここだけかと思うほどである。その後は傾斜は一時緩くなり、雪面に割れ目も出始めている。喉のような細いところを越えて標高1885m付近で3本目の休憩する。ここまで来ると山頂は近いと思うが見えない。  休憩後は傾斜が増して来る。左へトラバース気味に登って行くと、左から登って来た後続パティーに追い抜かれた。左へ大きくトラバースしてハイ松帯に沿って登って行き、12時10分に七高山の山頂直下に着いた。シールを剥がしてから七高山に登った。  SIM氏も遅れながら山頂に着いた。KOK氏は登頂をあきらめ途中で我々と合流することになった。この頃になりガスが出始めた。
 12時45分にガスの中、慎重に滑り始めた。雪は良く快適に滑った。視界が悪いのでトップを見失わないように滑る。そして、左へトラバースするとKOK氏と合流できた。
 中腹まで下ると視界も得られた。喉のところを過ぎて斜面は緩くなる。雲の下に日本海も見え始めたと思ったら、足元の雪は雨の影響か洗濯板状態で滑るのに不快感を味わう。

 下部の一部はヤブ漕ぎになり、13時55分に駐車場に着いた。すると雨が降り始め我々はついていると思った。用具を片付け本日の宿のフォレスト鳥海荘に向かった。途中、酒屋によってからAコープで明日の行動食を調達した。その後、天気予報を確認すると明日は雨の予報となっていたので、山行中止となり7時頃に起床と決める。

 5月14日 天気:雨
 7時に起床して各自朝食を摂った。8時に宿を出発して、にかほ市にある白瀬南極探検隊記念館へ行く。次ににかほ市象潟郷土資料館へ行く。

 昼食は道の駅フラット鳥海で、銀カレイ焼きを買い別の店でご飯とみそ汁を買って耐えたのだが、大変美味しかった。その後、MAY氏推奨の酒屋へ行き、山居倉庫を見学する。今日宿泊の丸登旅館へ行くと、近くにあり温泉を教えられ入浴する。
 夕食は岩牡蠣、ホタテ焼き、刺身(アワビ付)、魚のから揚げを摘みに酒を飲む。

 5月15日
 7時30分に朝食を食べ、宿を8時30分に出発する。酒田みなとICから高速道に入り、湯殿山で休憩して、月山ICでいちど一般道に入り西川ICから再び高速道に入り、チェリーパークオアシスで休憩する。その後、東北道に入り安達太良SAで昼食を食べ、上河内SAで休憩し、終始渋滞は無く、二俣川駅に17時前に着いた。
<行動時間>
 5/13 6:45祓川7:30-8:25標高1380m地点8:40-9:25標高1630m地点9:40-10:40標高1885m地点10:55-12:10七高山山頂12:45-14:00祓川駐車場

<山行雑感>
 今回は3度目の鳥海山スキーであったが、頂上直下は適度にスキーが走って楽しい山スキーであったが、生憎のガスが出て思いっきり滑れなかったのが残念である。中腹から下部は大雨の影響か洗濯板状態で足が疲れる滑りとなり、不快感を味わった。前回の2回が素晴らしかったので、今回は拍子抜けしたように感じた。しかし、考えようによっては出発前日までは滑れるような天気予報ではなかったので、一日でも滑れたのは良いと思う方が妥当であろう。5年に一度は鳥海山の山スキーを味わっても良いと思う今日この頃である。


 記録:KOS


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