谷川岳・天神尾根

日程:2021年11月23日

<行動記録>
 11月23日、平沼橋4時10分に出発して、新宿経由、関越道で谷川岳ロープウエイ駅に8時00分に着いた。昨日は低気圧の影響で谷川は雪であったようで、その前線が抜けたようだが、風が心配になった。寒気が入り土合駅で7℃であった。

 ロープウエイ天神平駅を8時50分に歩き始めた。スキー場は薄らと雪を被っていた。そらに雲が広がり、谷川岳山頂は雲の中であった。夏道を歩いて行くと木道の上に雪が被り歩きづらい。
9時45分に避難小屋について中に入ると8名ほどが休憩していた。我々も中に入り休憩して、アイゼンを付ける。谷川岳山頂にかかっていた雲が上がり、青空が広がり始める。
 小屋から岩の急登となる。雪は溶けて水が流れている。アイゼンは必要なかったかもと重いながらアイゼン歩行のトレーニングと高度を上げていく。10時50分に天狗の溜まり場に着く。山頂の雲が摂れ、肩の小屋の位置を示す道標がはっきりと見える。振り返ると白毛門から旭岳、尾瀬の至仏山、武尊などの山々が良く見える。正しく良い天気で山頂に上がった時の展望が楽しみとなる。

 その後も岩の登山道を登り視界が広がると肩の小屋は近い。肩の小屋の屋根が見えて、階段状の登山道を登り11時45分に小屋に着いた。

 小屋から10分ほどでトマの耳に着く。至仏山から燧ヶ岳、日光の男体山から白根山など360°の展望を楽しみ、オキの耳へ一度下って行く。このルートは冬山の様相で、アイゼンが必携である。鞍部から登り返しトマの耳から15分ほどでオキの耳に着いた。写真を撮り小屋へ引き返す。
 小屋に戻り小屋内で休憩して、下山にかかる。途中までアイゼンを付けて行動した。その下の岩の道は、もはや雪は消え濡れた登山道を慎重にくだり、天狗の溜まり場で衣類調整を行った。HIRAとABは岩に登っていた。そして避難小屋に14時25分に着いた。

 避難小屋から天神平までは日陰で雪が残り、滑らないように慎重に歩いて15時15分にロープウエイの駅に着いた。この頃より雲が広がり雪もちらついていた。
 ロープウエイで土合駅に降りて、湯テルメで汗を流し、レストラン諏訪峡でハンバーグを食べて横浜に帰った。
<行動時間>
 天神平駅8:50-9:45避難小屋10:05-10:50天狗の溜まり場11:00-11:45肩の小屋 -11:55-12:05トマの耳12:10-12:25オキの耳12:30-12:55肩の小屋13:15-14:25 避難小屋12:35-15:55天神平駅

<山行雑感>
 前日の低気圧の通過が心配していたが、夜に抜け10時過ぎから谷川岳の天気が良くなり、最高な展望を見ながら歩けたのは良かった。特に谷川から日光の白根山も見る事ができるほどの良い展望でした。また、雪の少なく山行前に悩みアイゼンとチェーンアイゼンの両方を持て行ったが、チェーンアイゼンで充分であった。しかし、アイゼン歩行の練習にもなった。

記録:KOS



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