八海山

日程:2021年10月8日(夜)〜9日

 前夜発 横浜県サポ21:00 6名

9日 柴原口駐車場には車が1台停車していました。
6:00登山開始、案内板を挟み上部が下山道の新開道で私たちは反対下側の沢へ10m程降り増水時用のカゴ渡しの左側から渡渉します。緩やかな登山道に入り渡渉を3度程繰り返し7:00四合目に到着しました。

 10分弱の休憩後、少し歩くと鎖場の始まりです。続く鎖場を慎重に登り五合目ピークに到着、ガスの中での休憩でした。後方の登山者2名を見送りぱらつく雨にレインウエアを羽織りました。雨は時折パラパラと降ります。七合目で休憩を入れて出発と思いきやその道は行き止まりで奥に祀られた摩利支天迄でした。少し戻って先を急ぎます。

 紅葉に彩られた清滝の上には八峰が良く見えます。八合目までは鎖場の連続ですがようやく小屋が見えて来ました。千本檜小屋に10:20到着しました。晴れ間も見えて10:30地蔵岳に向かいます。
 地蔵岳山頂には何人かの登山者がいました。少し行くと2番目の不動岳、その先10m弱の鎖を二本ほど降ります。五大岳、白河岳と続き鎖場を7m程降りて登り返すと釈迦岳その先トラバースして梯子を登ると摩利支岳です。鎖場を降りて剣ヶ峰と続きます。小屋を出てから大日岳ピーク迄1時間程の行程でした。大日岳直下の15m程の鎖の降りは、不安のある方には念のためロープをつけて降りて頂きました。
 その先10m程の鎖を降りてから入道岳山頂は見送ることにしました。とりあえず入道岳がよく見える所で下山前の休憩と記念写真を撮り、13:10分に迂回路の梯子が続く道を新開道の分岐迄に降りました。ここはロープウェイ方面と新開道で下山する登山者との分岐点です。何組かは新開道に降りる登山者の方もいました。先に行って頂き私達も急なトラバース道を慎重に降ります。

   上部の岩場や山の斜面は紅葉が美しくて歓声をあげて立ち止っては写真を撮りました。とても滑りやすい下山道を相当歩いた所に道標があり七合目と刻んでありました。6名全員でため息が出ました。まだ七合目なのという感じです。ずるっと滑って尻もちをつきながらようやく稲荷清水迄歩きました。お狐様が祀ってありました。ここで2度目の休憩を入れて比較的歩きやすくなった道を進みます。やがて林道に出て16:30に車の置いてある柴原口駐車場に戻った時には6名全員が安堵と充実感に満たされて最高の笑顔で写真に収まりました。

 ちなみに今回のコースは健脚向けの上級者コースとの事でしたが6名全員のチームワークが最高で途中敗退も無く計画通りに実行できました。汗を沢山流し長い行程を歩いたから見れた紅葉の景色は記憶に残るものとまりました。


記録 MATCH


2021年度山行報告へ