2021年12月会山行・八ヶ岳・赤岳(途中敗退)

日程:2021年12月29日〜30日

<行動記録>
 12月29日 天気:晴れ
 平沼橋のセブンイレブン前に6時00分に車で迎えに来てくれた。直ぐに出発して横浜ICへ向かう。すると東名高速は事故などで渋滞している様子なので、国道16号を走り外環の相模原ICより高速に入る。その後、高速を順調に走る。

 初狩PAで休憩して小淵沢ICから一般道を走り、美濃戸口に8時40分に着いた。するとすでに阿弥陀岳北陵Pは到着していた。気温が0℃で暖かいと言っていた。

 装備を整えて9時15分に歩き出す。阿弥陀岳北陵Pらはすでに出発していたようである。林道には薄っすらと雪が被り、歩きやすかった。このように登山口で雪があるのは何年ぶりだろうかとKN氏と会話を交わす。

 10時20分に美濃戸山荘に着いた。休憩してKOSは念のためアイゼンを付ける。南沢に入り最初に堰堤を越える。沢を渡って行って再度沢を渡り、少し高巻きに登って沢に降りる。1時間ほど歩いて11時25分に休憩する。そこから左上に左斜に登って行く。登山道の傾斜も増して来るので疲れるところ。他のメンバーは快適に登って行くが、KOSは重荷のためマイペースで歩いて差ができる。沢筋に降りて沢を渡ると南沢小滝の分岐になる。さらに歩いて12時30分に休憩する。ここで現在地を地図で確認するとまだまだ行者小屋まで距離はあるが、傾斜はさほど無いようなので少し安心する。ここで二人に先行してテントの設営のため先に行ってもらうことにした。
 20分ほど歩くと雪は多くなり雪原のようなところを歩くが、新雪でトレースを外すと足が潜る。積雪は60cmありそうである。八ヶ岳の西壁の大同心が見えてきた。13時35分に行者小屋に着いた。テント場の雪はふかふかで整地するのに苦労する。四天に3人なのでまあいいかと思いテントを設営する。
 テントに入るとやはり落ち着く。テント代を支払うのだが何と一人2000円と高いのには驚く。そして、小屋にデポしてある缶ビールを購入する。水場はテント場の50mほど先の右側に沢水がホースから出ていた。
 水を汲み終えてテント内の荷物を整理して、酒盛りに入る。すると小屋で調達した缶ビールが凍っていた。日本酒にすれば良かったと少し反省する。
 夕食を食べ終え、酒を飲んだりして19時に就寝する。 夜半にトイレに行くと雪がかなり降っていた。

 12月30日 天気:雪&霧
 5時00分に起床して、朝食を食べる。トイレは2つしか無いので渋滞した。準備を整えて雪の様子を見て、7時15分にアイゼンを付けて文三郎尾根に取り付いた。登山者はかなりいたようで、トレースはしっかり付いていた。1時間強歩いて文三郎尾根のテラスのようなところで休憩していると、雪がかなり強くなり、ガスもでて風も強くなったので引き返すことにした。8時20分に撤退する。金属の階段や鉄パイプのところでは特に注意してくだり、9時00分にBCに着いた。テントの中で荷物を整理してからテントの撤収をして、10時00分に行者小屋を後にした。
 南沢では2度休憩をして、美濃戸山荘に11時55分に着いて休憩し、美濃戸口に13時に着いた。

 道の駅小淵沢に併設されている延命の湯に入り、食堂で食事をして、中央道がやや渋滞していたが、19時に平沼橋に着くことができた。OKUさん運転ご苦労さまでした。

<行動時間>
 12/29
美濃戸口9:15-10:20美濃戸山荘10:35-13:35行者小屋
 12/30
 BC7:15-8:00文三郎途中8:20-9:00BC10:00-11:55美濃戸山荘12:05-13:00美濃戸口

<山行雑感>
 出発前の八ヶ岳の30日の天気予報では曇りであったが、東北の南部を低気圧が通過して、寒冷前線が八ヶ岳付近を通過したようで、天気は思いの外悪く、雪が降った。風もあったので途中で中止にして正解であったと思った。

記録:KOS



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