知床半島 羅臼岳

日程:2020年7月25日

木下小屋(237m) 6:15 →極楽平(850m)8:11→大沢入口(1150m)9:37→羅臼平(1340m)10:18→羅臼岳山頂(1661m)11:49?11:55→羅臼平12:50?13:10→木下小屋16:20

 6:15 曇天の登山開始となる。ARAさんの腰ベルトには熊スプレーがセットされている。熊遭遇時のスプレー取り出し噴射迄をシュミレーションした後、気持ちの良い樹林帯をゆっくりペースで登る。

 オホーツク展望で最初の休憩を取り銀冷水手前で2度目の休憩を取る。
大沢入口手前で好天となり高山植物満開の登山道を写真を撮りながらゆっくり進む。途中雪渓や下から昇ってくる雲の景色を満喫する。エゾコザクラやチングルマ、エゾツツジなど可憐な花に癒された。

 羅臼岳を右に見て羅臼平に10:00過ぎに到着した。羅臼平は大勢の登山客が休憩していた。ザックを置いて羅臼岳山頂を目指す人が多いようだ。
フードコンテナの脇を通りハイマツの密集地を進み岩清水を過ぎると岩石の登りとなった。山頂から引き返す人に道を譲りながらの登りとなった。好天に恵まれ登山者の表情が明るいと感じる。
遠く硫黄山とその稜線が鮮明に見えて下から昇ってくる白い雲と真っ青な空とのコントラストが絶景だ。度々足をとめて写真を撮りながら展望を楽しんだ。

 硫黄山(1562m)方面の遥か奥に国後島のルルイ岳(1481m)と爺爺岳チャチャダケ(1772m)が見えた。
山頂はとても狭く休憩するようなスペースもなく暫く展望を楽しみ、帯広から来たという若い女性に写真を撮ってもらった。単独で硫黄山へ縦走をすると聞く。羨ましい思いで岩石の下山道を注意しながら下る。羅臼平で大休憩を入れて13:10に木下小屋を目指して下山開始する。
下山中にオホーツクの海が眼下に広がり晴天登山の醍醐味を味わった。

 樹林帯に入り登山道の頭上、傾木に幾度も頭をゴチンとぶつけた。極楽平で少し長めの休憩を入れてもらい木下小屋に16:20到着した。
 当初の予定 羅臼岳から硫黄山縦走は雨模様で達成できなかったですが、リーダー他皆さんの臨機応変な計画練直しで、前日の硫黄山700m地点の登山もできカムイワッカの滝も行くことができました。
 最高の登山が出来たことに感謝します。またの日に縦走ができればと夢は膨らみました。  

記録 MATCH


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