秩父・二子山

日程:2020年8月23日

<行動記録>
 8月23日 天気:曇りのち晴れ

 前日の天気予報では二子山では午後14時くらいから雨で雨具着用を決め込んで山行に望んだ。
 6時に横浜駅西口神奈川県民サポートセンター前に集合し、OKU氏の運転する車で、第三京浜、環8経由で関越自動車道に入った。1時間ほどで三芳SAに着いてトイレ休憩を取り、花園ICから一般道299号を走り、登山口へ向かった。国道299号を走りすぎて群馬県まで行き着いてしまい、一端戻り、民宿「登人」のある登山口に車を止めた。

 身支度を整え8時45分に歩き始めた。10分ほど国道を行き、ソーラーパネルのある登山口から登り始める。すぐに樹林帯の急登となる。この時期はあまり一が入らないようで踏み跡は少なかった。しばらく急登を行くと鉄塔があり、そこから二子山の有志が見え、登山道は緩やかなトラバース気味の道となる。ローソク岩への分岐を過ぎると、目の前に大きな岩壁が見えてくるので、一本休憩を入れる。ここまで曇り空で暑さが凌げて嬉しい。

 休憩地点間から左に登り、すぐに岩稜が出てくる。三点確保で慎重に登り、15分ほどで稜線に出たようすであるが、周囲はガスに覆われ、生憎の展望で西岳は見えない。途中に一人の登山者とすれ違ったが、天候の為かあとは人の気配が無い。岩稜のアップダウンを繰り返し、10時42分に西岳に着いた。
 西岳から岩稜の稜線を少し行くと、大きな岩に道標が立てられていた。そこに両サイドに踏み跡があり、右へ行くと行き詰まり。左へ行くと断崖の端に出る。右の踏み跡を辿り下ると、懸垂の支点があり登山道では無いと戻り、樹林帯に踏み跡を探すと、上級者の下りと立て看板があり、もとの道標までもどりGPSで位置を確認すると、西岳よりに下りの登山道があった。そこを下って20分ほどで分岐に出る。休憩して、時刻も12時前なので東岳に30分ほど登って、西岳を見ると立派な山であることが分かった。ここの標高は1100m足らずで、この頃より気温がもの凄く高くなり、夏に来る山では無いことを痛感した。天気予報の雨のはずが、晴れて暑いのだ。
 東岳で20分ほど休み12時30分に頂上を後にして、分岐点から一気に下って車を置いた登山口に13時30分に着いた。
 帰りに両神薬師の湯に入り汗を流し、水分補給をして、花園ICから関越自動車道に乗り、環8から都内の田園調布駅で車を降りて、自宅まで帰った。

<行動時間>
 横浜6:00-8:40登山口8:45-10:42西岳11:00-11:35分岐点11:43-12:10東岳12:30-13:30登山口

<山行雑感>
 秩父の山域はあまり来たことが無いので新鮮に感じた。埼玉県の西の端に二子山は位置していて、車でないとなかなか不便なところと感じた。OKU氏の車で横浜まで迎えに来てもらいとても助かったし、天候も雨の予報が意外にも晴れて、猛暑の夏を感じた山行で良かった。二子山は見た目にも見事な形をしており、秋の紅葉の時期は人気がありそうだと感じた。コースタイムは5時間を切るので手頃な山と言える。ただし、岩稜歩きとルートファインディングには要注意が必要だ。
記録:KOS


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