荒島岳

日程:2020年1月3日(金)

1月3日(金)
金沢5:30→7:00勝原スキー場跡駐車場7:23→8:41トトロの木8:53→9:54しゃくなげ平→10:25小荒島岳10:31→10:55しゃくなげ平→11:23もちが壁→12:06荒島岳→12:53しゃくなげ平13:02→14:38勝原スキー場跡

<行動記録>
 金沢から車で移動。北陸自動車道の福井北から中部縦貫自動車道が建設中で大野ICまで無料で使用することが出来る。大野までのアクセスが格段に楽になった。永平寺に行ったりおろし蕎麦食をべに行くのも気楽にアクセスできるようになってありがたい。

天気予報はすぐれないが、勝原スキー場跡の駐車場にはすでに4,5台の車が停まっていた。ゲレンデ跡にはまったく雪はなく小雨が降っている。雲で上部は見えないので上部にも雪が全くない様に思えてしまう。冬用のヤッケよりレインウェアの方が良かったと思った。ぐずぐずしていると次々車が上がってきた。新年最初の山行が雨模様なのは残念だが意を決っして準備をして歩き始めた。雪がある気がしなかったが装備は軽装備なのでワカンも持って上がることにした。

ゲレンデ跡を越えて登山道入り口の標識あたりでやっと雪が出てきたが、ぐずぐずドロドロで帰りの下山が思いやられた。倒れてしまったトトロの木あたりまで来ると雪道になり歩きやすくなった。
しゃくなげ平で小荒島岳への道を見るとトレースが無かった。令和2年最初にトレースをつけられるのはラッキーとばかりにずぼずぼと進んだ。せっかくワカンを持ってきたので途中で履いてみたが必要ある程ではなかった。
ラッキーなことに小荒島岳は雲の外で大野の街並みの眺めを得ることができた。これから登る荒島岳はすっぽり雲の中だったが結構登らないといけなそうだ。さっさとしゃくなげ平に戻り荒島岳に向かう。トレースはしっかりついていて迷うようなことは無い。もちが壁の手前に滑落事故の注意喚起の看板がある。ここでアイゼンを装着することにする。確かに落ちる人が居そうな斜度だ。視界がきかないので前荒島岳から先のアップダウンが堪える。どうせまた登り返すのだろうと思ったところで山頂に到着した。登り始めは全く雪がなかったが、山頂はしっかり雪山で祠が真っ白に凍り付いていた。寒いので山頂でラーメンなんて状況にはならず休憩もそこそこに下山を開始する。もちが壁を慎重に下りしゃくなげ平でアイゼンをはずした。17時に金沢で新年会なのでカップラーメンは諦めて下山を急いだ。みぞれ交じりだったが標高が下がると雨に変わった。閉鎖されているトイレの軒下でびしょ濡れのヤッケを脱いで装備を片づけて帰路についた。



記録 KN


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