北海道・天塩岳

日程:2018年9月24日

<行動記録>
 9月24日 天気:曇のち晴れ
 2時15分に起床する。目覚めのお茶を飲む。身支度を整えホテルのロビーに3時集合して、コンビニに立ち寄り朝食と行動食を購入して天塩岳の登山口へ向かう。

 4時40分に天塩岳登山口に着く。明るくなるのを待って5時30分に歩き出す。平坦な登山道を行き沢に掛かる橋を何回か渡る。35分ほどで新道への分岐点を通過する。なおも数年前の台風で結構あれた沢筋の登山道を歩いて行き休憩する。そこから5分ほど歩くと沢ルートと前天塩岳への分岐点に達し、道が左に折れ沢から離れていく。最初20分くらいトラバース気味に歩くのだが赤布が無く少し不安になり、GPSで位置を確認するも地図とずれていたが、やがて赤布がありほっとする。登山道がさらに急になり30分ほど汗をかきながら登る。途中で休憩を入れ、そこから20分登ると前天塩岳のトラバースルートになる。あともう少しだと頑張ると森林限界に達して石ころの登りとなり、分岐点から15分で前天塩岳に到着した。風がもの凄く強く寒いので、直ぐに降りてハイマツで風が避けられるところで休憩を入れる。最初は天塩岳に雲がかかっていたが、だんだんと明るくなり雲が切れかかった。休憩して歩き出す頃には天塩岳のピークが見え始めた。風も幾分収まりかけてきたように思う。天気予報通り曇のち晴れの予報が当たっているようだ。
9時20分に天塩岳の頂上に着き、風がまだ強いので直ぐに下山して、下に見える避難小屋へ行くことにした。のどから登山道で頂上から25分ほどで着いた。風も収まり晴れ間も出てきたようだ。今日来て正解だと思った。TSUM氏の判断が正しかったと言える。

 小屋から一度丸山に登り、後は緩やかな尾根道を下る。途中分岐点で休憩して、沢へ下りて行く。25分ほどで朝に登ったルートに合流して、沢筋の道を30分くらい戻ると登山口に着いた。時刻は12時15分なので、今日に帰る組が飛行機に乗るのに充分に間に合う時間で安心する。旭川まで温泉は協和温泉しかなく、高校生の団体が協和温泉に行くらしいので、温泉を諦めてTSUM氏に旭川のホテルまで送ってもらうことにした。14時に旭川のホテルに着きチェックインまで時間が早いのでホテルに荷物を預け、駅近くのホテルに併設されている温泉に入って汗を流した。生ビールを飲みたかったが、レストランが閉まっていたので缶ビールで喉を潤した。
 宿泊するホテルに戻り暫くゆっくりして、夕食を食べに行った。

<行動時間>
 9/24
 旭川市内3:00-4:40登山口5:30-8:10天塩岳-9:20天塩岳-9:55避難小屋10:05-12:15登山口12:30-14:00旭川市内

<山行雑感>
 今回予定していた22日、23日が天候不順で登山中止としたが、協和温泉の女将が「天塩岳は登らせない山」と言っていたのが印象に残る。実際に7月には林道が不通で天塩岳に登れずに帰った実績があるし、TSUM氏はそれ以前にも登れなかったことがあり、ようやく登れたと言えよう。沢筋の登山道は数年前の台風の影響もあり、荒れてはいたが沢を渡る橋などは整備されており問題なかった。また、登山口の天塩岳ヒュッテは大きな避難小屋で二階建てで、かなりの人数が泊まれる。畳敷きで快適そうだ。実際に高校生が10名ぐらい泊まっていた。しかし、この山は車がないと難しい山のようである。
 天塩岳の登山地図は山と高原地図には無く、ネットでダウンロードして印刷して持って行った。



記録 KOS


2018年度山行報告へ