奥秩父 中津川大若沢

日程:2018年8月25日(夜)〜26日

 8月25日(土)
 22時に藤沢駅に集合。勝沼経由で途中の道の駅みとみで仮眠。

 8月26日(日) 天気:晴れ
 6時に道の駅を出発し、雁坂トンネルを通って、中津川林道へ。入渓地点の学習の森大若沢休憩所には1時間ほどで到着した。
 駐車スペースで遡行準備をして、7時30分に出発。しばらく遊歩道をたどり、遊歩道が沢から離れ高度を上げる手前から入渓。
最初の滝「勘兵衛ノ滝」は左壁から、次の小滝も左側から登ることができる。続く大きな釜を持った滝は、釜を左からへつって取りつく。ここのへつりは、滝に向かって方向を変えるところが少し微妙で面白いところだった。
そこから、ナメや小滝を越えてしばらく行くと、金山沢の出合いに到着する。出合いは小さな両門の滝となっていて、木漏れ日が明るく、気持ちのいい場所だ。
本流は右で、小滝の上から小ゴルジュとなっている。ゴルジュを越えると、また穏やかな流れとなる。小屋跡、左岸からの支沢を過ぎると大きな釜をもった2段「魚止めの滝」が現れる。滝は少し水につかれば、左側から取りつくことができる。最初の1段2M弱が立っているので、念のためロープを張った。滝の上にちょうど立木があるのでここで支点を取ることができる。
 「魚止めの滝」の上の滝には、壁の途中にスリングがぶら下がっている。ここも高さがあるので、ロープを出して確保。ホールドは豊富でしっかりしている。
滝の上のトロ場をお尻まで水につかって通過すると、長滑沢との出合いとなり、遡行はここで終了とした。入渓地から約3時間。ゆっくり休憩して、左岸の遊歩道跡をたどって下山する。遊歩道は現在立ち入り禁止となっているが、人気の沢だけあってそれなりに踏まれている。また、崩壊地点には新しい鎖やロープが張られてあった。長滑沢出合から約1時間で下山、午前中に戻ってくることができた。


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