大台ヶ原

日程:2018年10月28日夜〜30日

<行動記録>
 10月28日(日)  28日の日曜日の夜22時30分に新宿バスタに集合して23時15分発の大和八木駅行きの夜行バスに乗車した。バスは発車すると直ぐに消灯となった。  10月29日(月)天気:快晴  大和八木駅に6時45分に到着して、6時50分発の近鉄で橿原神宮前駅経由で大和上市駅に8時04分に到着した。大和上市駅周辺はコンビニは無く、飲料の自動販売機があるのみで、横浜駅で購入したおにぎりを朝食として食べた。  大台ヶ原行きのバスは9時出発で20名以上の乗客がいた。そのほとんどが日帰りの登山者のようであった。今日は西大台への散策なので、ビジターセンターへ行き、レクチャーを受けた後入林した。入り口から周回するようにルートが定められている。奥の方へ行くにしたがい標高が低くなっているので紅葉がいくぶん残っていて綺麗であった。途中の展望台に立ち寄ると大蛇グラが良く見えた。
 16時過ぎにビジターセンターへ戻りアンケートに記入して、今日の宿の大台荘(心・湯治館)へ行った。受付をして直ぐに缶ビールで乾杯して17時半から風呂へ入り、18時からの夕食を食べた。
10月30日 天気:曇時々晴れ
 6時に起床すると天気は曇であった。7時の朝食を食べる頃になると雲が切れ始めた。身支度を調え7時35分に歩き始める。登山口から水平な道で雨の多い大台ヶ原では登山道が石で整備されている。石の階段を上り稜線の展望台に出る。熊野灘の海が見えていた。そこから5分ほど登ると木で作られた展望台のある日出ヶ岳に着いた。風が強く設置されている寒暖計の温度は5℃を指していた。昨日は快晴で富士山が見えていたと聞いていたが、今日は雲がかかり隣の山の大峰山は雲に被われていた。しかし、展望台から見る大台ヶ原の縦走路は雰囲気が良い。展望台を後にして正木嶺を越え、正木ヶ原までは笹で被われた中に立ち枯れの木があり、木道が整備され気持ちの良い登山道で大台ヶ原の一番のエリアと言える。正木ヶ原を過ぎると東屋があり、ここで休憩を入れコーヒーを飲む。
東屋からなだらかな登山道を歩き、神武天皇像を過ぎて牛石ヶ原の分岐点を大蛇グラに向けて行くと展望良好な大蛇グラに着く。スリップに注意して先端まで行くと紅葉の名所でもある不動返しグラが見える。また、昨日行った西大台ヶ原の様子が見え、名瀑百選の滝の中ノ滝が見えた。対岸の岸壁ではロッククライミングをしているのが見えた。
 大蛇グラで展望を楽しみ登山道を戻る時に休憩を入れ、シオカラ谷に向けシャクナゲの木が被い茂る尾根道を下る。途中から尾根を右に下るとシオカラ谷に差し掛かる。吊り橋の下で休憩を入れて、大台ヶ原の駐車場に12時05分に着いた。
駐車場の食堂で昼食を食べようとしたが営業しておらず、上北山村の売店で笹寿司を購入して食べ、持参した焼酎を飲み15時30分発のバスまで時間を潰した。
 バスに乗り大和上市駅に17時21分に着き、近鉄特急を乗り継ぎ京都駅に出て、反省会を行い新幹線で新横浜に出て解散した。

<行動時間>
 10/29 西大台
 11:00ビジターセンター11:30-14:00展望台14:10-16:10ビジターセンター
 10/30 東大台(日出ヶ岳〜大蛇グラ)
 登山口7:35-8:20日出ヶ岳8:30-9:20東屋9:45-10:20大蛇グラ10:30-12:05登山口

<山行雑感>
 事前に許可申請をして、西大台に入ったが、入林数を限定しているため静かな散策が楽しめ、風景が綺麗で良かった。一周約4時間強で歩くことができた。
 日出ヶ岳だけは1時間たらずで登ることができるが、正木ヶ原までのルートが立ち枯れた光景が素晴らしかった。この原因が伊勢湾台風で森林の木が倒れ、その後にできた光景と聞いてさらにびっくりした。
 山から下りてきて、バスまで3時間あり、食道で食事をしようと思っていたが営業しておらず、土産物屋で笹寿司を買い昼食とした。また、缶ビールを宿に買いに行ったが、管理人がおらず買うことができず、持参した焼酎を飲み15時30分発のバスまで時間をつぶした。
大和上市駅ではコンビニは無く、観光案内所で缶ビールと日本酒を購入して車内で飲んだ。



記録 KOS


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