2019年3月会山行 コマノカミノ頭の記録

日程:2019年3月16日

<行程>
◆3月16日(土) 8:29土樽駅→8:40安全登山の広場(600m)9:00→(蓬沢)→10:55くろがね沢出合(870m)11:10→13:30(1370m)稜線→13:40(1330m)13:52→14:30くろがね沢出合14:40→15:50安全登山の広場16:00

電車で集合する計画で費用がかかるため、金曜の夜から雪が降り日中は荒れる天気予報を受けて、メンバーに途中敗退の可能性を事前にアナウンスした。参加をやめた方もあったが、各々が調整をして1名を除き2台の車で総勢9名の集合となった。

土樽の駅でおおよその装備を整えてトイレも済ませ、「安全登山の広場」手前の除雪している所まで車で移動した。この広場には、茂倉新道・吾策新道など5本の登山道を切り開いた高波吾策氏の胸像がある。
蓬沢沿いの林道を歩くが、微妙に足が沈んで歩きにくいため直ぐにワカンを装着した。約2時間沢沿いを歩き10:55にくろがね沢の出合に到着した。途中雪崩地形の場所もありデブリが出ている場所も1箇所あったが、非常に危険という状態ではなかった。

くろがね沢の出合は一段と開けていて地図と標高から場所の特定は容易だった。沢を渡ってから尾根に取り付くのが正解だったが手前の広い沢状地形を上ってしまった。雪の埋まった沢を横切って正規の尾根に移りその後はほぼ直登で進む。トレースの無いワカンでの急登を先頭交代しながら上った。ワカン歩行に馴れない人はなかなか前進できず苦戦する場面もあった。天候は確実に悪い方向に進んでいたがなんとかもっていた。
13時に引き返す予定にしていたが30分延長で稜線までたどり着くことができた。稜線はホワイトアウト状態で視界がきかず、ここで今回は引き返すことにした。
1時間ほどでくろがね沢出合まで下り、水気の多い雪が降る中を歩いて16時に安全登山の広場に戻った。 温泉に寄る車とそのまま帰る車で、土樽の駅で解散した。

記録 KN


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