四国・石鎚山

日程:2018年10月22日~24日

<行動記録>
 1出発の22日の昼の時点での天気予報は23日は曇、24日は曇後晴れであったが、夜の天気予報では23日9時〜12時に雨、24日9時から晴れとあった。23日はロープウエーを使うので雨でも3時間の登りを我慢すれば良いと判断した。

 22日に自宅を20時前に出ると、偶然にMA氏と合い、「紅葉が綺麗そうですね!」「いや頂上は終わっています。天候も23日はイマイチです。」というような会話を交わし横浜駅まで歩き、20時22分発の新宿ラインで新宿駅に出て、21時35分発の夜行バスで高松駅に向かった。

 23日 天気:曇後雨
バスは途中、足柄SA、淡路島SAで休憩を取り、翌日の6時45分に高松駅に着いた。JR駅構内にある連絡船うどんを食べ、7時37分発の特急いしづち3号に乗車して伊予西条駅に9時08分に着いた。

石鎚山ロープウエー駅行きの10時27分発のバスに乗車すると、お遍路さんの乗客が多く、ロープウエー駅までは2人のみで、天候が悪いためかと思った。バスは11時19分に着き、10分ほど坂道を登り11時40分発のロープウエーに乗車した。頂上駅に着くと雨が降り始めたので、雨具、ザックカバーを付け11時55分に歩き始めると頂上駅周辺では紅葉が綺麗であった。20分ほどで成就社に着き、登山口の門をくぐると登山道は緩やかな下りで20分ほどで八丁坂鞍部を過ぎて、鳥居のところで休憩する。この頃より雨が強くなり始めた。
 尾根状の登山道で段々と高度を増していく。試しの鎖から急になり、いったん平坦になると樹林が切れて夜明峠となる。そこから登山道は急になり一の鎖になるが、雨のため巻き道を行き、一の鎖の上のところで休憩をする。かなり良いペースで歩いたので、この後は1時間もかからず頂上小屋に着けるだろうと思った。休憩したところから15分ほどで立派な避難小屋があり、そこを過ぎると土小屋への分岐点になる。さらに登ると二の鎖であるがここも巻き道を登ると、手すりの付いた鉄の階段が付けられていた。更に三の鎖を過ぎて暫くすると頂上小屋に着いた。頂上を確認して小屋に入った。ここまで2時間40分で着いた。
受付を済ませ缶ビールを飲み、16時半から夕拝の神事がありそれに参列して17時から夕食のカレーを食べた。しばらく持参した焼酎を飲み19時過ぎに就寝した。
10月24日 天気:霧雨のち晴れ
5時半に起床する。天気は弱い霧雨が降っている。6時からの朝拝に参加して6時半からの朝食を食べ、7時に雨具を着込み出発した。天候が不順のため天狗岳をあきらめ、昨日登ってきた道を下り、夜明峠で休憩を入れる。 さらに下り鳥居のところで休憩する。成就社を過ぎて、西之川への分岐点から樹林帯の下りになる。綺麗な杉林を抜け、石垣の間に道を抜けると西之川に着いた。車道に出て5分ほど下るとロープウエーのバス停に着いた。京屋旅館で風呂に入り12時のバスで伊予西条駅に出て、特急と新幹線を利用して横浜に19時過ぎに着いた。
<行動時間>
 10/23
ロープウエー頂上駅11:55-12:55鳥居13:05-13:55一の鎖の上14:05-14:35頂上小屋

 10/24
 頂上小屋7:00-7:40夜明峠7:50-8:40鳥居8:50-10:45西之川

<山行雑感>
 生憎の天気で展望が得られず、天狗岳への登山ができなかったのが残念である。ロープウエーを降りてから3時間たらずで頂上まで登ることができ、そのルートは鎖があるなど変化に富んでいるので面白い山だと言える。また、天狗岳の紅葉は知名度があり、次回は紅葉の最盛期に来たいと思った。頂上小屋の宿泊者は私を含め2名で、登りの時にすれ違った登山者は20名ほど居たことから、この山は日帰りで登る登山者が多いようだ。

 登山口の京屋旅館の風呂は土日祝祭日の12時から入浴可能であったが、今回は特別に湧かしたらしく、ラッキーであった。伊予西条駅近くに武丈の湯があるのでそこを利用するのも良いかもしれない。バス停小川で下車すると良い。  宿泊は頂上小屋の他に、土小屋あたりの国民宿舎を利用するのが良いかもしれないが、土小屋へのバスは土日祝祭日に運行されているので注意が必要だ。




記録 KOS


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