天城山縦走

日程:2018年4月18日〜19日

<概要>
 天城山の縦走登山の計画を考えると、横浜駅5時半出発だと修善寺発の天城峠行きのバスに間に合うが、前日に登山口近くの民宿に泊まった方が良いと考え、湯ヶ島の温泉民宿のベニ屋に宿泊する事にした。

<行動記録>
 4月18日(水)天気:雨のち晴れ
横浜駅に12時に集合した。今回はJR特急踊り子号の指定席を予約した。崎陽軒の焼売弁当や缶ビールを買い、車内で山行の無事を祈り、昼食を食べた。1時間半ほどで修善寺駅に着いた。
 14時35分発の東海中伊豆バスの河津駅行きに乗り、湯ヶ島温泉口で下車して10分ほど歩き、今日の宿の民宿ベニ屋に着く。明日の朝食はおにぎりに変更してもらい、直ぐに風呂に入る。入浴後にビール、酒を飲み、夕食まで今回の山行のコースタイムを確認し、下山後のバス時刻を確認した。
 18時に夕食を食べ、風呂に入り22時頃就寝した。


 4月19日(木)天気:晴れ
 5時半に目が覚めた。宿の外でお湯を沸かしテルモスに詰めた。朝食のおにぎりを頂き、予約していたタクシーで天城峠に向かった。登山口に7時10分に着き、トンネルの手前の左側にある登山道から歩き出す。15分ほどで旧天城峠に着き、更に20分ほど歩き縦走路の天城峠に着き、ベンチでおにぎりを頂く。


ベンチの目の前に大きなブナがあり、新緑が出始めている。縦走路はアップダウンは殆ど無く、ブナやヒメシャラが美しい林が続く。縦走路はワサビ田を大きく迂回する。一部登山道は崖崩れのため、大きく迂回しているところが2ケ所ほどあり、登りで一汗かく。途中で休憩を入れ、八丁池に向かう。道標はしっかりしているが、踏み跡が幾つも分かれ、迷いやすいところがある。八丁池の行く手前にあるトイレに寄り、八丁池に10時20分に着いた。静寂で美しい池である。
八丁池から万三郎岳まで130分くらいかかるので、ワンピッチ1時間強と頑張ることにした。臼田峠、戸塚峠と緩やかなアップダウンがあり長い。戸塚峠で休憩を入れる。ここから小岳への登りがある。小岳を下り片瀬峠、万三郎岳への登りが20分ほどあり頂上に着く。12時55分に着いたので、この後2時間で天城高原に行けるので、15時15分発のバスに間に合いそうだ。

 ここまで来ると登山者が多くなった。おそらく天城高原から万二郎岳・万三郎岳を回るコースを行くためと思われる。万三郎岳から万二郎岳までアップダウンが幾つかある。万二郎岳に着いたのが14時06分で5分休憩して下山にかかる。沢を渡る所では水量が多く、時間がかかった。天城高原まであと400mの道標があり、バス発車まで後10分と無理かと思いながら頑張って歩いたら、15時10分に運良くバス停に着き、15時15分発のバスで伊東駅に出て、駅前の居酒屋入船で反省会を行い、伊東駅17時44分発のJRで帰った。
<行動時間>
 天城峠バス停7:20-7:45天城峠7:55-10:20八丁池10:30-12:55万三郎岳13:05- 14:05万二郎岳14:10-15:10天城高原ゴルフ場

<山行雑感>
 頭書、地元のタクシー会社に電話を入れ6時に予約しようとしたが、「うちの会社ではそんな早くには対応できない、通常は8時からです。」と言われ、なんとか7時に迎えに来てくれるように頼んだ。そのため、下山時刻を考えながら歩くことになり、終盤はかなり頑張って歩いた。この縦走路は展望が得られないものの、ブナやヒメシャラの木々が美しく素晴らしい。途中にヘビブナや天城一のブナがあるようだが、見ずに来てしまったことが悔やまれる。

記録 KOS


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