剱岳 八峰上半 チンネ左稜線

日程:2017年8月11日〜15日
行程:
8/11 晴れのち雨
6:00 横浜出発〜 有磯海SAにてKNさんをピックアップ〜立山駅 スパアルプス泊

8/12 雨のち曇り
3:00起床〜6:00立山駅出発〜8:00室堂出発〜15:30熊の岩到着 ツエルト泊

8/13 晴れのち曇り
4:00起床〜5:40熊の岩出発〜6:10着5・6コル〜10:35八峰の頭〜11:40池の谷乗越〜12:50三の窓 ツエルト泊

8/14 晴れのち霧
3:30起床 4:45三の窓〜5:00チンネ取付き〜5:30登攀開始〜11:15終了点〜12:20池ノ谷ガリー〜13:00三の窓〜15:00池ノ谷乗越〜15:40熊の岩 ツエルト泊

8/15 曇り
2:30起床〜4:00熊の岩〜10:15室堂〜12:30立山駅〜温泉〜14:30富山駅

・八峰の感想:
今回の山行はテントをやめてツエルトを活用して軽量化しました。
理由は八峰上半を全ての装備を持っての移動だったので軽量化しないといけなかった。
また熊の岩でツエルト泊をして、取付の5・6コルへ行く移動時間の短縮もすることができました。おかげで体力的にも余裕があったかと思います。
八峰上半は天気がよく、源次郎尾根やチンネ左稜線の地形が良くわかりました。早く終わらせるコツは懸垂下降のポイントでクライムダウンをすれば早く移動ができます。我々は荷物が重たいので懸垂下降したが、荷物が軽い場合はクライムダウンが待ち時間がなく良いとお思います。登りは、全体的に斜度があるように感じるが登り始めるとそんなでもない。登りについてはロープを出す必要はないと思います。我々は5・6コルからの登りのみロープをだした。他のパーティはロープをださずに登っていた。
チンネ左稜線の感想:
2回目とあり、わりと気持ち的には余裕があったように感じます。
1P:MHリード:フェースとクラックのルートがあるが、クラックのルートを選択。足場と手がかりがしっかりとしているように見えたため。
2P:KNリード:フェース ビレー点から左に2mぐらいトラバースした所から登り始める。快適なフェース。50m弱あるのでロープが重くなる。
3P:MAリード:右斜め上に登って行き、途中で左へ行く。
4P:KNリード:フェース 最初の出だしはステミングで登り始めた方が楽。
5P:MAリード:リッジを横に移動。
6P:MHリード:快適なフェース。ビレイ点が不明。ピナクルとハーケンでビレイした。
7P:MHリード:快適なフェースを登りビレイ点
8P:MAリード:三角の岩を5mぐらい登ってリッジ状になる。
9P:MHリード:核心のピッチ。最初の出だしが意外と難しい。リッジ状の所をつかみながら登る。ハングしているところは足場も手掛かりがしっかりとしている。このあとの岩をのっこすところが、いやらしい。ここをクリアすればフェースを登る。ビレイ点は残置ハーケンでとったがカムの#2〜3を持っていくとよいと思った。先行パーティは使用していた。
10P:MHリード:フェースを登りリッジ状になる。
11P:MAリード:三角状の岩を3mぐらい登りリッジ状になる。
12P:MAリード:ビレイ点から2mぐらい下りそこから6mぐらい登るそこからさきはリッジ状
13P:MAリード:リッジ状を歩いて終了。チンネの頭で記念写真

(MH記)


2017年度山行報告へ