会津駒ケ岳

日程 2017年11月25日(土)〜26日(日)

25日午前にそれぞれ最寄り駅から電車にのり宇都宮駅西口トヨタレンタカー前に13時に集合する。車は2台で5名、6名に分かれて檜枝岐村に向けて出発した。宇都宮は晴れており道路沿いの並木道が紅葉で色づいている。途中コンビニ、道の駅により3時間半ほどで本日の宿「温泉民宿あづま」に到着する。
檜枝岐村は標高も高く前日まで降雪があった為路地に雪も積もっている。早速民宿内の風呂と宿から徒歩1分の所にある燧の湯に分かれて入浴して寛いだ。夕食は大広間に移動して山の恵みの美味しい食事を頂く。食事後は一部屋に集まり団欒して21時頃それぞれ就寝した。

26日朝4時半に起床し、前夜のうちに民宿が用意してくれた弁当で腹ごしらえをし5時35分に車2台で出発する。滝沢登山口は積雪の為奥の駐車場までは通行止めになっており、国道沿い滝沢橋たもとの駒ケ岳登山口の駐車スペースを利用する。駐車スペースにはトイレがあるが冬季は閉まっているようだ。ヘッ電を点けてそれぞれ装備を整える。空が明るみ始めた6時25分に登山道を出発する。 車道→ショートカットの山道→車道を歩き30分程で登山道取付の木の階段下に着き、衣類調整をしてから出発した。水場手前の急登にペースが落ち班を二つに分けて進んだ。水場から先はだんだん雪が増えた。先発の班は、先行パーティーとラッセルを交代してからは時折腰まで埋まるラッセルとなり、駒ノ小屋が見え始めた少し先でわかんを装着した。
そこへ後発班が追いつき全員わかんを装着した。稜線近くに出ると冠雪した燧ケ岳と至仏山がよく見えた。風が少々あったが11時40分駒ノ小屋に着くときには風は落ち着いた。
この時点で予定時間より1時間10分遅延していたが天気が良好な為、登頂する班とここから下山する班に分かれて、登頂班は空身で出発した。
前を歩いていたパーティーがトレースを残して頂いたお蔭もあり12時15分に会津駒ケ岳山頂に到着した。ラッセルしてくれた先行パーティーに感謝を伝え、レンタカー返却時間のリミットがある事から早々に下山した。
パウダースノーの為膝の負担が緩和され下山のコースタイムは大幅に短縮され途中で先に下山した班に追いつき取付の木の階段下には予定より30分早い14時半に到着した。
そこで、ゆっくり下りてくるメンバーを待って全員合流した。途中ころんで右手首をストックの柄にぶつけて痛めたメンバーがいたため、雪と少量の水を入れたビニール手袋をあててアイシングをしてサムスプリントで固定し、荷物を他のメンバーが持ったり、スリングで確保したりして駐車スペースに15時20分に戻った。 車で宇都宮に戻る途中道の駅でお湯につかり、宇都宮駅で餃子を食べ、湘南新宿ラインに乗りそれぞれの帰路についた。

(記録:ab)


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