奥多摩 シダクラ沢


日程 2015年9月13日


 奥多摩駅8時21分着のホリデー快速でメンバー4名全員集合。天気は曇り、午後から雨の予報。8時30分過ぎの臨時バスがあり、ほとんど待ち時間がなく順調な始まりとなった。10分ほどで惣岳のバス停に到着。バス停の脇から奥多摩むかし道への急階段を下って行く。奥多摩むかし道を少しさかのぼると、シダクラ橋に到着、結構の高さだ。つり橋の先にも登山道が続いているが、橋の袂から沢に降りる踏み跡があったので、そこから入渓することにする。

前週の大雨のせいか水量は多めだったが、水は澄んでいて濁りはなかった。最初の滝は右から巻き、取水口下の滝は左側の窪から登った。ここからは、とくに難しい滝はなく、どんどん先に進んでいく。途中6Mの滝は高さがあるので念のためロープを出したが、結局、MACHIさん以外はフリーで登ってきた。10時50分ころ二俣に到着。本流は左俣のようだが、下山の尾根に近い右俣を選ぶ。二俣からは沢の傾斜が増す。しばらく進むと岩壁が沢を分ける奥の二俣。こちらは左俣に進路をとり、ほどなく詰めとなる。詰めは左の急斜面をたどり尾根に乗る。登り始めの斜面は泥で滑りやすかったが、尾根に乗ると踏み跡らしきものがあり、ずいぶん歩きやすくなった。息が上がるころ、大ブナ尾根の登山道に到着。11時55分。

装備を解いた後、御前山の山頂へは寄らず、そのまま下山することにした。途中、登山道脇の色々なきのこを観察しながら下って行く。ちょうど季節がよいのか、色々な種類のきのこを見つけることができた。Hさんは、これはと思うものを2、3個持ち帰っていた。マジックでないとよいのだか・・・。

 奥多摩湖のバス停には13時30分着。雨に降られることなく、無事下山することができた。

 久しぶりの沢登り、数年ぶりに神奈川山岳会に復帰したHさんとも本当に久しぶりの山行だった。また、以前と変わらず、淡々と沢をのぼり、尾根をくだることができ、楽しい一日となった。

9時15分 入渓 − 10時50分 二俣 − 11時55分 大ブナ尾根 − 13時30分 奥多摩湖


(記録:G)

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