谷川岳主脈縦走

日程:2014年9月27日(土)〜9月28日(日)

<行動記録>
9月27日(土)
東京駅6:36−(新幹線)-7:53上毛高原8:00−(バス)-8:45谷川岳ロープウェイ 土合口駅9:10−(ロープウェイ)-9:20天神平駅 天神平駅9:30−10:10熊穴沢避難小屋10:20−12:10トマノ耳12:20−13:35オジカ沢ノ頭13:45−14:15小障子ノ頭−14:40大障子避難小屋(泊)

東京駅6:36発 Maxたにがわ401号に集合。上毛高原駅から8:00発の路線バスに乗って谷川岳ロープウェイへ向かう。バスは2台出ていたが2台とも満席で立っている人がいる状態だった。土合口8:40到着。身支度を整えて、9:10ロープウェイに乗車。9:20天神平駅着。9:30出発。
周辺は濃霧で景色は見えない。だんだん霧が晴れて天気が良くなってきが、だんだん登山客が多くなって渋滞し始め、特に岩場の手前でピタリと止まるような感じ。周辺は樹林帯の中で時折景色が見える程度。10:10頃、熊穴沢避難小屋で休憩。人多い。出発後も渋滞に巻き込まれ、辟易(へきえき)する。それでもコースタイム通りには歩けていた。天気が抜群に良いのがせめてもの救い。
11:40肩の小屋到着。小屋にザックを置いて頂上に行く予定だったが、人が多いのでザックを背負っていくことにした。そのかわりオキノ耳はパス。トマノ耳でも、山頂碑の前は記念撮影渋滞。各々風景の写真を撮影後、適当な場所で集合写真(証明写真?)を撮影して小屋に戻る。小屋のトイレも渋滞していた。
縦走路に入ると、先ほどまでの喧騒がうそのように、まったく人がいない。結局この日は、すれ違ったのが1人、追い抜いたのが2名。やっと山に来た気分になる。南風が強烈だったが、とにかく天気も景色も最高。緑の山肌に赤と黄色の紅葉が映えていて、稜線に伸びる登山道が青い空に突き上げていた。この日は大障子避難小屋までの予定だったので、時間も気にせず、めいめいが写真を取りながら進んで行った。
オジカ沢ノ頭に向かう途中に地図上にない小ピークあって、少し岩場になっている。オジカ沢ノ頭への登りにクサリ場があった。
オジカ沢ノ頭、小障子の頭を経て、14:40頃、大障子避難小屋に到着。先客は単独の2名。3名パーティがいたそうだが、我々を見て先の越路避難小屋に移動したとのこと。この後2名パーティが到着し、避難小屋には8名が泊まった。外では別の2名パーティがテント泊。翌日、すれ違いの人に聞いた話では、一つ先の越路避難小屋では12名が宿泊したとのことだった。
水場は避難小屋手前の南面に明瞭な踏み跡あり。下っていくと途中開けたところがあるもやがて笹が出てきて道が見えにくくなる。右手に紛らわしい水流の跡があって、水が枯れているかと心配になってくる。不安になりながらもさらに下っていくと左手から沢の音がして、水場が現れる。沢の上流に向いて少し右側に鉄の溝から水が流れている。赤テープあり。 夜は、17:00休憩後夕食を食べ、18:00頃就寝。とにかく風が強く、音がうるさかったが、22:00ごろに急に音が止んだ。

9月28日(日)
大障子避難小屋5:45−7:10万太郎山7:20−8:10毛渡乗越8:20−9:50エビス大黒ノ頭−11:20仙ノ倉山11:30−12:40平標山13:00−15:30平標登山口

4:00起床。5:45出発。時より霧が出ていたが、基本的に晴れ。朝焼けが綺麗で、この日も景色が良い。大障子ノ頭6:05通過、7:10万太郎山到着。ここから仙ノ倉山までのルートが一望できるが、仙ノ倉山に笠雲が掛かっていて良く見えない。ここから天気も安定して晴れており、今日も紅葉も素晴らしい。前日と同様、爽快な尾根歩きを堪能する。毛渡乗越8:10、エビス大黒ノ頭9:50、仙ノ倉山11:20頃に到着。
仙ノ倉山は雲に覆われていて景色は見えない。しかし、たくさんの登山客が昼食を取っており、少し現実に引き戻された感じ。谷川岳ほど酷くない。14:05のバスに乗るためには仙ノ倉山に11:00を目標にしていたが、20分遅れた。焦っても仕方がないので、タクシーを呼ぶか、その次の15:50のバスにすることにする。
人が多くなって山行が終わった感が出てしまったが、仙ノ倉山から平標山間もこれまでの稜線に負けないくらいの絶景で、下手に紅葉を見るために谷川岳に行くくらいなら、日帰りで仙ノ倉山に行った方が良いのではと感じた。バスをあきらめたこともあってか、また写真を撮りまくってしまう。
平標山12:40着。ここで大休止。平標山の家を経由して平元新道を通るか、松手山コースを通るか迷うが、どちらも時間的に変わらないので、計画通り松手山コースを下る。平標山13:00発。松手山までコースタイム45分のところを1時間10分掛かってしまい、ちょっと焦る。しかし、次の鉄塔までの40分のところを20分で歩いて挽回し、結局登山口に15:15に到着。 駐車場でトレイ、自販機で喉を潤す。15:50発のバスで越後湯沢駅へ。駅構内の「越後のお酒ミュージアムぽんしゅ館 酒風呂湯の沢」に入る。18:12発の新幹線で帰宅。

今回はラッキーだったが、途中のどこで泊まるかという選択が難しいルートだったが、とにかく天気と景色が最高で、もう一度行ってみたいと思うようなルートだった。

               
(記録:YK)

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