木曽御嶽山

日程 2014年4月12日(土)〜4月13日(日)

4月12日(土)
中央自動車道 談合坂SA 9:00発−(車)−13:50着 おんたけ2240 14:30発−(ゴンドラ)−三笠の森駅〜15:00着田の原付近(テント泊)

車3台、横浜駅は6:30集合、長津田駅、三ツ境駅は7:00集合で、中央自動車道へ向かう。自然渋滞や事故渋滞で談合坂SAでの合流が8:45頃となる。さらに、小淵沢IC、諏訪南IC間で、交通事故による通行止めもあって、予想以上に時間が掛かってしまい、結局スキー場の駐車場に13:50頃到着。
各自身支度を整えて14:32にゴンドラに乗車し三笠山山頂に到着。夏道は北東に伸びているが見えにくいトレースに従って北の樹林帯を進み、樹林帯を抜けたところのコースを横切って大きな鳥居をくぐった。鳥居の右奥の樹林帯のなかで、6テンと4テンと2テンの3つ張る。テント設営完了が15:40。
天気も良くて気温も高く感じ、外で宴会を始める。サイレンを鳴らしたスノーモービル?が何度も何度も走っていた。
日が低くなった17:00頃にテントに入って夕食の準備に取り掛かる。19:00頃就寝。

4月13日(日)
4:00起床5:40出発−6:40八合目−8:00九合目−8:40王滝頂上−9:15御嶽山頂上9:40−10:20 2725m付近−11:10田の原付近−12:20駐車場

4:00起床、朝食。天気は曇りも少し太陽が出ている感じ。風はほとんど無い。5:00過ぎ頃、人を探す大きな声が聞こえ、何が起きたのか不安がよぎる。出発前には声はしなくなった。土曜日に山スキーの5人パーティーのうち1人が三笠山付近で行方不明になっていた。日曜日に無事発見されたとのこと。
アイゼンとハーネスを着用し、05:40頃出発。人数が多いので2パーティーに分かれて進む。行きは気づかなかったが、最初少しだけ下り坂になっていて、1ピッチ目はスピードを出し過ぎてしまった。概ねなだらかなルートで八合目の手前あたりだけ急坂になった。
2540mの八合目に6:40頃到着し、休憩。八合目の手前で森林限界を抜けたが、それでもあまり風を感じず、そんなに寒くもない。天気はどんよりしていて太陽もかすんで見える程度で、無事に登頂できそうな予感。

2870mの九合目に8:00頃到着し、休憩。尾根道は岩も露出していたが、途中にはアイスバーンというより氷といったところも少しあった。途中尾根道を外れてルンゼ状のところを直登したが、気温も高いので雪面もアイスバーンという感じでは無く、快適に高度を稼ぐことができた。
王滝頂上に8:40頃到着。先行の1パーティが山頂から降りてきた様子で、王滝奥の院の方へ向かっていった。
王滝頂上の門を潜り抜け、御嶽山山頂には9:15頃到着。天気は相変わらずどんよりとした感じだったが、中央アルプスと、南アルプスの向こう側に、富士山の頭だけ、時より見ることができた。この日は幸い風がそんなに強くなかったが、さすがに頂上は風が強く、記念撮影が終わってから階段を下がった石垣のところへ退避。ここで食事を取る。

9:40下山開始。王滝頂上を過ぎてからの下りは、岩の露出している尾根道を避け、ルンゼの雪面を下降する。ちょっと急な斜面なため、一部のメンバーは尾根道を下降した。気持ち良くかかとキックステップ出来るところもあったが、出来ないぐらい硬いところもあった。アイスバーンになっていなかったので問題なかったが、最近の御嶽山の滑落事故のことを考えながら下降する。 10:20頃に2725m付近で休憩。11:10頃テント場に到着。テント撤収し、ゴンドラで下山。12:20頃に駐車場着。
帰りは、YHさんおすすめの蕎麦屋で腹ごしらえして解散。直帰組と温泉組にわかれて各自帰宅。
山行の直前やリアルタイムで、事故や遭難が相次ぎ、不安な面もあったが、参加者全員の協力もあって、無事に下山することができた。ありがとうございました。
Y記

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