雲取山

日程:2014年1月10日(金)〜1月11日(土)

<行動記録>
 1月10日(金)
 8:40奥多摩駅集合8:42(バス)9:20鴨沢バス亭9:30−小袖乗越駐車場10:00−堂所12:15−七ッ石山まき道分岐13:30−14:10ブナ坂14:20−15:00奥多摩小屋15:10−小雲取山16:00−16:30雲取山16:50−17:10雲取山荘

 8時40分奥多摩駅に集合し、8時42分の鴨沢西行きのバスに乗車する。くねくね道に少し気分が悪くなった9時20分ごろ、鴨沢バス亭に到着する。我々以外にも3名の登山客が下車する。鴨沢バス亭にあるトイレで用を澄まし、身支度を整えて9時30分にバス亭出発した。 トイレの裏側にあたる坂道を登り始め、標識に沿って左折、しばらく舗装された道を歩く。 当日は非常に気温が低かったが、雲一つない快晴。直射日光で熱くなり、歩き始めて10分程度で衣服の調整を行った。小袖乗越駐車場を10:00ごろ通過。車が数台止まっていたが、去年来た時よりも駐車場が縮小されていて窮屈な感じだった。面積的には3分の1程度に縮小された感じ。 そこから舗装された林道をしばらき、左手に見えてきた登山口に入った。 ここから少し雪も出てきて、土と雪が交互に現れてきた。坂道の氷がやっかいで、YKとOYさんが途中でアイゼンをつける。アイゼンを穿くと氷のところは 歩きやすいが、土の道は歩きにくい。スピードががぜん落ちる。途中2回ほど休憩をはさみ、13時半頃に七ッ石山のまき道分岐に到着し、ここから完全な雪道となり、少しは歩きやすくなった。 ブナ坂の標識に14過ぎに到着。写真で見たことのある雪の上り坂につけられたトレースを見て、がぜんテンションが上がる。が、冷たい風が少し強くなってきた。15時ころ、ようやく奥多摩小屋に到着。すでにテントが一張、これから張ろうとしていた人が一人いた。そこからヨモギの頭、小雲取山を経由して雲取山へ向かう。
ヨモギの頭から雲取山までは、好天に恵まれた美しい白いトレースと景色を堪能しながらの稜線歩きとなったが、なかなか山頂に到着せず日が暮れ初めてきた。夕方に近づくにつれて風がより冷たくなってきて、体の左側が冷たくなってきた。 夕焼けになった16時半頃やっと雲取山山頂に到着。少し景色を堪能し、ヘッドランプをつけて雲取り山荘に向かう。なかなか山荘に到着せず、少し心配になった17時10分ころに到着。翌日の土曜日は90名の予約が入っているとのことだったが、金曜日のこの夜は9名のみ。山荘内は少々寒かったが部屋には豆炭による炬燵があって炬燵に足を入れると暖かかった。18時に夕食。メニューはハンバーグと卵焼き、サラダ、味噌汁など。部屋は2階だったが、8時過ぎまで1階のストーブ前で他の客と談笑した。消灯は8時半。炬燵に足を入れた状態で就寝。

1月11日(土)
雲取山荘7:10−7:50雲取山山頂8:10−10:00七ツ石山10:10−13:40鴨沢バス亭14:33(バス)奥多摩駅

前日のペースに鑑み、当初予定していた奥多摩駅までの縦走を断念し、鴨沢へ下山することに変更する。山荘から頂上への坂を昨日は急に感じたが、登ってみると大したことがなかった。 30分程度で山頂に到着。夕日の山頂もよかったが、快晴の山頂も素晴らしい。富士山はもとより、南アルプスの北岳、甲斐駒も見え、おまけにスカイツリーもおぼろげならが見ることができた。快晴のなか、写真で見てきた「これぞ雲取山!」といった風景を堪能しながらぐんぐん下っていく。日帰りらしき人たち数名とすれ違う。
下りだけだと安心していたら七ッ石山の急な登りに面食らう。山頂には4〜5名の先客がいて、7時に鴨沢を出て日帰りといった人もいた。鷹ノ巣方面へ下り、七ッ石小屋への分岐で当初計画のルートにトレースがあることを確認し、七ッ石小屋経由で下山。途中、凍った坂道に手こずったところもあった。 14:33分のバスで奥多摩駅へ。バス亭横のそばとうどんを堪能。風邪ひきそうなので、お風呂はパス。16:03発の電車で帰宅。気温が低かったが、登山日和で気持ちの良い山行を堪能できた。
YK 記

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