滝子山

日程:2012年11月3日


  

11月3日(土)

8:58笹子駅着集合9:25→寂ショウ尾根経由→12:40滝子山13:40→初狩駅15:50

秋が急速に深まり、笹子の峰々にも紅葉が広がってきた11月3日に滝子山へ登った。

朝の横浜線にもザックが目立ち、八王子で乗り換える際にはさらに増加し、高尾ではホームに溢れんばかりの登山者となり、高尾始発にもかかわらず座りきれない人も出る状態となった。笹子駅でも多くの登山者が下車したので混雑を避けるため簡単に読図講習をしてから出発した。
車の行き交う甲州街道をしばらく歩き、滝子山の標識に従い中央本線を潜り山の懐に向かって進むと30分程で登山道の入り口に到着する。
寂ショウ尾根は地形図に記載の無いルートで岩場もあり一般向きではないとされている。その為か登山者の気配はなかった。混雑するかと思っていたので拍子抜けしながら明瞭な道を登り始める。
標高1200mのあたりから岩場が連続するようになる。木々に眺望は遮られてしまうが、その木々の紅葉が美しい。真っ赤なもみじに思わず見とれてしまう。
一般ルートとするには危険かな?と思える岩場をすたすたと進み12:20に浜立山との分岐に到着。ピークをいくつかアップダウンして12:40山頂に到着。山頂は多くの登山者でにぎわっていた。雲がかかっていた富士山も三ッ峠山越しに姿をみせてくれた。南斜面になんとか場所を確保してお湯を沸かしカップ麺を食べる。他の登山者がまばらになった13:30まで大休止して下山を開始する。下りには岩場は無く自転車で下れそうな快適な道だった。すたすたと速足で下り、コースタイム3時間半くらいの所を2時間ちょっとで降りてしまった。

途中のコンビニでビールを購入し初狩駅に到着。すると駅が鉄道ファンで賑わっていた。隣の大月駅が110周年でイベントが開催され、峠のシェルパと言われた山間部の勾配区間を走るために製造された電気機関車EL64が旧国鉄色(茶色)と青白の2車両が並んで展示されていた。
ホームでビールを飲んで16:03の列車に乗車し横浜の自宅に18:30に着いた。

※今回スマートフォンのフリーソフト山旅ロガーを使用してGPSログを取ってみた。GPS精度はあまり良くないが沢筋一本ずれてしまう程ではないので使えると感じた。ログをカシミール3Dなどに取り込めば様々な事ができる。記録を残す楽しみが増えた。

KN 記

2012年度山行報告へ