リーダー会主催 制動確保訓練
山岳スポーツセンターにて

日程:2012年7月7日(土)


  

リーダー会主催で山岳スポーツセンターのウィンチを使って制動確保の訓練を行うことを計画した。しかしシステムのセッティングと操作に経験が必要で、落下用タイヤや保護用の畳などは用意が困難なため岳連にお借りする必要があった。幸い岳連の指導員で活躍いただいているMさんに協力いただくことが出来て訓練を実施できる運びとなった。
 実際に60kgの落下に対して肩がらみで確保することがどれだけ衝撃があり、停めることが難しいのか?雪上のスタンディングアックスビレイでは流しながらの制動もそれなりに出来ているつもりだったが難しさはその比ではなかった。
自分は全身アザだらけになり結局止めることが出来なかった。自己確保無しに安易に肩がらみはしてはならないと言う事を身をもって理解した。しかしハーネスにカラビナをかけると数段楽に制動がかけられたり、確保器を使用するといとも簡単に止めることができた。それぞれの特徴を実際に体感することができて大変有意義だった。
後日岳連指導員講習で実施したら上手く出来た。タイヤと体の間に設置した支点の位置も制動に大きく影響を与える要素で肩よりかなり高い位置の今回のセッティングは難しかったようだ(肩より低いと楽になるがロープを流せないと引きずり込まれて膝を打ち付ける危険が増える)
神奈川県の誇る訓練施設であり今後も指導者の協力を得て継続的に実施していきたい。

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