八ヶ岳・硫黄岳から横岳

日程:2012年2月25日(土)〜2月26日(日)


2月25日(土)
八王子駅7:29(スーパーあずさ2号)−9:08茅野駅−10:30美濃戸口10:45−14:00赤岳鉱泉(小屋泊)

昨夜から降り続いていた雨のなか、八王子7:29発のスーパーあずさ2号で出発。途中で雪に変わるものと思っていたが、雨が降ったり止んだりしながら茅野駅に到着。美濃戸口行のバスに乗車し、10:20頃美濃戸口に到着。茅野駅よりも美濃戸口の方が温かく感じるほど気温が高かった。
各自身支度やトイレを済ませ、10:45に出発。途中、美濃戸山荘と堰堤広場で小休止し、14:00頃に赤岳鉱泉に到着した。昨年12月に来たときよりも雪が多かったが、その分林道でもアイスバーンになっている箇所もほとんどなかった。

赤岳鉱泉では「第二回アイスキャンディーフェスティバル」が開催されていた。早い時間に到着したこともあり、希望者4名でアイスクライミング体験コーナーに参加した。初めてのアイスクライミングであったが、思った以上に面白かった。
フェスティバルがあったこともあり、赤岳鉱泉は超満員であったが、6名パーティということで個室で寝ることができた。17:00ごろ夕食、そのご歓談し、20:30ごろ就寝した。

 2月26日(日)
4:30起床6:00−8:25硫黄岳8:40−10:10横岳10:25−11:55地蔵の頭12:00−12:45行者小屋13:00−16:00美濃戸口16:40−17:10茅野駅17:28−19:04八王子駅(解散)

午前2:00頃に出発したパーティーもおり、なかなか寝付けないなか、午前4:30に起床、各自用意してきた朝食を取り、6:00にヘッドランプをつけてスタートする。
赤岳鉱泉の目の前の道を進んでいき、小同心やジョウゴ沢の分岐に出たが、それぞれの分岐にはロープと札がついており、迷い込まないように配慮されていた。やがて明るくなってきたころ、樹林帯のジグザグした道を登っていき、途中1回休憩をはさんで硫黄岳に到着した。
森林限界を超えたころから、少し風が吹いていたような気がしたが、硫黄岳山頂に到着してみると、ほぼ無風状態。山頂は風が強いと聞かされていたので、少々拍子抜けするぐらいであった。天気はあいにくの曇りであったが遠くを見通すことができた。

硫黄岳を出発、硫黄岳山荘を通過して、横岳の手前あたりから厳しい岩場が出てくるようになった。横岳から先も緊張するルートをいくつか通過したが、これまでの訓練の成果もあって無事に通過することができた。
12:00頃に地蔵の頭に到着。遠くにきれいで白い富士山がよく見えた。
出発前にリーダーより、「タイムリミットは赤岳山頂に12:00」と告げられていたが、私のスピードが上がらず、今回の山行では地蔵の頭から行者小屋へ降りることになってしまった。風もほとんど無く、絶好の機会であったにも関わらず、メンバーに迷惑をかけることになってしまい、申し訳なかった。
行者小屋でアイゼンを外して南沢ルートから美濃戸口へ向かった。南沢ルートの美濃戸に近い登山道ではアイスバーンになっており、何度か尻餅をつきながら下山していった。美濃戸口16:40発のバスに乗車し、帰路についた。

Y 記

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