2月3日(木)天気:雪のち曇り
前日にIZ氏が始発の電車に間に合わないことで、KOS宅に泊まりに来て、朝5時17分発の相鉄線に、M夫妻と一緒に乗車する。横浜駅から東海道本線を使い、6時前には東京駅に到着する。待合室に居ると、6時過ぎにKG氏とOH氏が一緒に来た。
6時28分発の東北新幹線はやてに乗車する。平日ともあり座席はかなり空いていた。後から参加のM夫妻も我々の席の隣の座席を確保し、一緒に山談義に湧く。IZ氏とM夫妻は八甲田の2月のパウダースノーは初体験になる。不安と期待に胸を膨らませ、KG氏からの八甲田の山スキーの魅力の話しに耳を傾けていた。
今週は東北・北海道・北陸と寒波が居座り、多くの雪を降らせ、八甲田は積雪が4mを越えているとのことで、今日はその影響で滑れないのではないかと不安がよぎる。三沢を過ぎたあたりでは、横殴りの雪が降っていた。
10時01分に予定通り新青森駅に着く。予約しておいたジャンボタクシー(三八五クシー)で八甲田の酸ヶ湯に向かう。市内はかなりの積雪があり、八甲田へ向かう道の脇の雪の壁の高さが例年の二倍程あることに、雪の多さを実感する。約1時間弱で酸ヶ湯に到着する。料金は150000円(一人当たり2500円)であるが、バスを使うと1500円で行けるが、酸ヶ湯到着が昼過ぎとなり、ゲレンデは行けないのでタクシー利用とした。
チェックインをして宅急便で送った荷物を受け取り、部屋に行く。スキーの身支度をして、12時30分発のゲレンデ行きのバス(酸ヶ湯送迎車)に乗る。この頃には降雪はなく、晴れ間もかいま見えた。
ゲレンデに到着後直ぐに、ロープウエーを使い頂上駅へ行き、新しくなったレストランでいつものジンギスカン定食に生ビールで遅めの昼食を取る。最初の一本はダイレクトコース(フォレストコースは開いていない)で視界が30mもなく雪面がよく見えない中を慎重にKG氏を先頭に滑り出す。最初ともありスキーの感覚が取り戻せなく、バタバタとしたスキーとなる。IZ氏とMA氏も無難に滑る。MH氏はスキーの経験も豊富でかなりの腕前で安心する。ゲレンデとも言うが八甲田のコースは圧雪していないので、吹きだまりやギャップにスキーの板を取られ苦労する。約30分程で滑り降りる。時間は3時に近いのでもう一本行くために、直ぐにロープウエーに乗車する。2本目はIZ氏は休憩と下に残る。
2本目は少し風が弱まったのであるが、以前としてガスに頂上付近は覆われて、雪面がよく見えない。しかし、少し滑り降りたところで、青森市内と陸奥湾が前方に綺麗に見えた。そして、振り返ると夕日に照らされた樹氷が赤色に美しく輝いていて感激した。その中を快調に滑り降り、16時の酸ヶ湯行きの送迎バスに乗車し、宿へ戻った。
宿へ戻り、直ぐさま風呂へ入り、乳白色の湯に浸かり、この日の疲れを癒した。その後は売店でビールと日本酒を買い込み、しょうが味噌おでんを摘みに酒を飲んだ。明日のツアーの申し込みが18時までなので、ツアーを申し込み、しばらくしてから夕食を食べに食堂へ行った。湯治食ではあるが、なかなかの品数で満足した。
夕食後も皆で就寝まで酒を飲みながら、明日の山スキーへの期待を膨らませながら、山談義をした。23時に就寝した。 |