北八ヶ岳 天狗岳〜本沢温泉

日程:2011年1月7日(夜)〜10日


1月7日(金)
二俣川北口(21:30)→双葉SA(11:30〜50)→コンビニ(0:05〜0:15)→道の駅(0:45)→就寝(1:30)
 
S CLの車で二俣川を出発、八王子ICまでの一般道路は渋滞がなく1時間ぐらいで中央道にのれて順調だった。24:00を過ぎて須玉ICを出ると高速代が1,000円になるので双葉SAで20分程度時間調整をする。高速をおり、途中のセブンイレブンで酒のつまみや夜食を購入 。3日間の山行が天気であることを願い眠りにつく。道の駅の夜空はとてもきれいだった。

1月8日(土)天候 晴れ 気温−10℃ 起床5:30
道の駅(6:30)→稲子湯(7:45〜8:15)→しらびそ小屋(10:33〜10:45)→中山峠(13:05)  →黒百合ヒュッテ(13:19〜14:20)→近場の展望台(14:37〜14:44)→黒百合ヒュッテ(15:00) →夕飯(17:00)→就寝19:00
 
 道の駅の朝は−10℃でかなり寒く山に入るとさらに寒いだろうと思いながら稲子湯へむかう。 途中チェーンをつけて稲子湯の駐車場に到着、駐車場代を支払い準備をして出発する。 天候は晴れ、風もなく気持よく歩き始めることができた。荷物は重いが登山道は、なだらかな登り坂だったため快適なスノーハイキングとなった。 途中2回休憩をしてしらびそ小屋に到着。ここからみえる天狗岳がとてもきれいで、記念撮影を行った。明日の天狗岳山頂も晴れてほしいと思い歩き始める。登山道は徐々に急になっていき途中でアイゼンをつける。中山峠に近づくにつれ登山道は急登になり息がきれる。ゆっくりであるが確実に歩みを続け黒百合ヒュッテに到着する。初めて雪道を歩いたのでここまで時間は早く感じた。
 受付を済ませ、黒百合平の幕場にテントを設営し近くの展望台へむかう。 途中、樹木の上に積もった雪がふかふかで足がはまってなかなか前へ進めない所もあったがすぐに展望台に到着した。風は強かったが、展望台からの眺めもよく天狗岳に登っている人もみえた。記念撮影をして幕場に戻る。帰り道もふかふかの雪の落とし穴があり、Sさんは足が埋もれることもなく降りていったが、あとのメンバーは雪にズボズボと埋まりながら降りてくる状態だった。夕飯は、今日の天候の良さや雪景色に感動した話をして豚肉しゃぶしゃぶ風鍋を食べる。明日の英気を養うために眠りにつく。夜から強風となる。

 1月9日(日)天候 曇り 気温−10℃ 風強い(10m/S以上) 起床5:30
黒百合ヒュッテ(7:50)→東天狗岳(9:41〜9:50)→ 中山峠(10:49〜11:00)→本沢温泉への分岐(11:46〜11:56)→本沢温泉幕場(13:30)→ 露天風呂(16:00)→幕場(16:30)→夕飯(17:30)→ 就寝(19:30)

 ごきげんな朝のはじまりと思ったが天候は曇りで風が強かった。天狗岳山頂ではさらに強風となり視界も悪いだろうと覚悟を決めてテントを撤収して出発する。出発して間もなく強風にあおられ何度か立ち止ったりした。ザックを担いでの歩行速度は遅くなった。途中、ザックを置いて天狗岳を目指す事にしてだいぶ負担が減った。SリーダーとMAはアンザイレン。 視界は30mぐらいはあったのでそれほど不安はなかった。強風の中、ゆっくりと歩み続けて無事に天狗岳山頂に到着した。
 メンバーとハイタッチをして喜び記念撮影をしてから下る。中山峠より下は風がなくストレスがなくなってほっとした。
 本沢温泉につき幕場に到着し夕食の下ごしらえをしてから露天風呂へ向う。雪道を登り、雪景色を見ながら、男性陣は露天風呂へ。
 お湯の温度は38℃ぐらいとぬるく、お風呂から出る時、大変寒かった。タオルも凍った。 MAは小屋近くの別棟・石楠花の湯に入り身体が温まったらしい。 幕場に戻って夕食(カレー、サラダ、スープ)を食べ無事に天狗岳まで行けたことを喜んだ。
 就寝前にトイレにいくため外にでたら雪が少し降っていた。雪が積もりすぎないよう心配して眠りについた。

1月10日(月)天候 晴れ 気温−18℃ 
起床5:30のはずが6:00 本沢温泉幕場(8:30)→しらびそ小屋(9:44〜10:11)→ 稲子湯(11:10〜12:30)→昼食(13:30〜14:17)→ 初狩PA(15:20〜15:30)→二俣川北口(18:00)

 朝、周囲が静かだったので寝坊をしてしまい6:00起床となった。雪がテントの上にうっすらと積もっていた。 本沢温泉キャンプ場で記念撮影をして出発。ゆるやかな道をゆっくり歩いてしらびそ小屋に到着。  しらびそ小屋でホンドリスとコガラが餌付されておりしばらく様子をみて楽しんだ。

 しらびそ小屋〜稲子湯までは、ゆるやかな下りだったので 皆、軽快な足取りで歩いて無事に下山することができた。 稲子湯の温泉は少しピリッとくる湯で湯加減もよく身体が温まった。 車に乗ってから、軽トラの荷台の火事に遭遇、途中で昼食にハンバーグを食べ満足。 渋滞もなく無事横浜に到着。
 【感想】
 我々初心者を引率してくれたS CLに感謝!
 我々は、経験を積んでリーダーにおんぶに抱っこ状態から早く抜けられるよう頑張りますので今後ともご指導お願いします。

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