谷川連峰 平標山〜仙ノ倉

日程:2010年11月26日(夜発)〜28日


11/26 22:00二俣川発⇒26:30頃 平標山登山口駐車場 (幕営)
11/27 07:00起床、08:00登高開始⇒09:20鉄塔⇒10:10松手山⇒12:15平標山山頂、
12:50⇒13:43仙ノ倉山⇒15:20平標山 (幕営)
11/28 5:30起床⇒7:30出発⇒8:15平標山の家⇒9:07林道分岐⇒10:00平標山登山口駐車場

<11月26日>
22:00二俣川駅に集合し、Sさんの車に乗車、八王子インターから圏央道経由、関越高速道へ。
26:30平標山登山口駐車場に到着。ごく軽い降雨の中、テント設営後、一杯飲んで、03:00頃就寝。

<11月27日>
07:00起床、テントを撤収して08:00平標山登山口駐車場を出発。09:20松手山の稜線上に鉄塔に付き、休憩を取る。 天候を少し心配していたが、晴天ある。気温もそう低くなく、登高中は結構、汗をかいた。 そこから一登りで、松手山山頂に10:10頃着いた。ここ1614mまで登っても、全く雪が無いので、平標山山頂にも雪が無いのではと心配する。松手山から平標山への稜線歩きは、天気も良く、風もそう強くないので、サクサクと進んだ。途中から、笹や低木に霧氷が付き始め、平標山の山頂辺りを見渡すと、少し白いので、少しは雪が有るのではないかと期待しながら登っていった。

12:15 平標山山頂(1983m)に到着。山頂には雪は殆ど無く、晩秋の山の雰囲気である。仙ノ倉山への稜線を見ると、所々に少し雪が溜まっているところが確認出来、一応これで晩飯の水の確保はできる事が確認出来た。もし、水が雪から作れないなら、そのまま下山するか、平標山の家の水場まで水を取りに行く必要があったが、天気も良く、十分、仙ノ倉山までピストン出来るので、雪取りがてら、仙ノ倉山まで足を延ばす事とした。

12:45幕営用具などを平標山山頂にデポし、平標山を出発、2つほど稜線上のピークを越えて、13:40頃、仙ノ倉山山頂に到着。 この頃から、雲が出てきて、徐々に空を覆い始めた。

14:00頃、仙ノ倉山を後にし、各自、雪をビニール袋に採取しながら、平標山まで帰った。
15:20平標山山頂に戻った。この頃になると、山頂に他の登山者は居なくなったので、テントを設営。
雪が無いので、山頂の開けたところにテントを張ったが、雪用のペグしか持って来ていないので、2カ所、スリングで笹を掴み込み、支点とした。
その後、テント内で雪を溶かし、水を作り、T氏が担ぎ上げてくれた豚鍋を始める。最近はスーパーで鍋物用に野菜を切ってある物を売っているとの事。
20:00十分飲んで、食って、20:00頃に就寝。夜半、強風で何度も目が覚める。テントの支柱が風に押されて、寝ている頭に何度も当たるほど、テントが傾いでいた。

<11月28日>
05:30 起床。朝食を作る。昨夜の白米の残りと共にラーメンを作るが、あんまり気持が良いのもでは無い。
07:30テントを撤収し、平標山の家ルートで下山を開始する。途中、木々に氷が付き、真っ白な樹氷となっていた。
08:15平標山の家に付き、休憩。この頃からやや、雲が多くなり、天気が崩れだした。その後、下山を続け、09:00過ぎに林道との分岐に到着。10:00登山口、駐車場に付き、山行終了。その後、法師温泉に行き、温泉に浸かって、帰路についた。

【雑感】
今回の山行は雪山初心者の為の練習も兼ねて、平標山を計画したが、例年の同時期に比べ、雪が殆ど無く、ちょっと拍子抜けした感じであった。
しかしながら、雪山でのテント生活のコツ、注意点などを色々説明出来たので、次回からの雪山山行に利用して貰えればと思う。
帰りに寄った法師温泉は由緒ある温泉。江戸時代の建物との事で、本館、湯殿とも趣があり良い温泉であった。最近は減って来ている混浴だったが、特に混浴の特徴は見られず、オジさんばかりであった。                                             以上  O(記)

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