那須・三本槍岳

日程:2010年4月9日(金)夜発〜11日


4月9日(金)、22:00中央林間出発。メンバーは、5名。途中、AR氏を迎えに行き、横浜町田ICより東名道に乗る。開通した山手トンネルより、東北道に向かう。那須ICで降り、温泉街を通り、峠の茶屋駐車場に、1:30頃到着する。テントを設営し、2:00頃就寝。

4月10日(土)、6:00起床し、7:00出発する。天候は、晴れ。積雪は、50cm位だろうか。稜線に近づくと積雪は無くなって来る。7:55峰の茶屋に到着。8:05茶臼岳に向かう。急に雲がわいて来る。山頂が近くなる頃、ガスが晴れて、8:50茶臼岳に到着。関東方面は、雲の海だが、上空は快晴で、燧ケ岳から飯豊山、吾妻山、安達太良山まで良く見える。休憩後、9:20出発する。9:50峰の茶屋に到着し、10:00出発。雪渓のトラバースが何ヶ所かあり、慎重に通過する。岩場に出ると、所々に鎖場がある。登りきると、朝日岳の分岐に着く。ザックをおいて、10分程の登りで、11:00朝日岳山頂に到着する。廻りの山々は、かなりガスがかかって来たが、朝日岳はまだ晴れている。写真を撮って、11:10分岐まで戻る。ここも、かなりガスがかかって来た。

11:15分岐出発。熊見曽根から三本槍岳に向かう。清水平を経て、中の大倉尾根分岐で休憩後、12:50三本槍岳に到着。山頂にはガスはかかってないが、廻りの山々はガスの中。時々ガスが晴れ、遠くに飯豊山が見える。13:15出発。来た道を熊見曽根まで戻る。14:20到着。完全にガスの中。休憩後、14:30三斗小屋温泉に向け出発。途中の雪稜で、ここまでストックの者もピッケルを出す。15:05隠居倉に到着。15:15出発。残雪の状態が悪く、樹木との境をゆっくり下る。稜線をはずれ、ガスの中、雪原に入ると、目印も少なく、かすかな踏み跡も、右往左往している中、目印を探しながら下る。じきに、温泉の硫黄の様な匂いがして来て、そちらに向かって下る。源泉に着くと、ところどころ道が現れる。16:05煙草屋の露天風呂に着く。手を入れてみると、ぬるいというよりほとんど水。雪に埋まっている訳でもなく、見た目は立派な露天風呂。入れる訳ではないが、ちょっとがっかり。16:10三斗小屋温泉の大黒屋に到着する。2階の部屋に案内され、荷物整理後、温泉につかる。男女、1時間ごとの交代制である。本日の宿泊は、22〜3人位だろうか。食事前に風呂に行くと、誰もいない。後から2人入って来たが、今日は女性(オバサン)が多いようだ。食事は部屋食で、小屋の人が運んで来る。ここは、山小屋である前に、本来は旅館と言うことか。部屋は8帖+4帖の附室。別に3帖のひとり部屋に、いびきのOM氏に入って貰う。21:00消灯、就寝する。

4月11日(日)、朝風呂が、6:00からと言う事で、5:45起床。風呂へ行くともうオバサンが入っている。出るのを待って6:10入浴。7:00朝食の予定だったが、人数が少ないからか、6:30に配膳。朝食後、7:40三斗小屋温泉を出発する。雪は良く締まっていて、問題なく歩ける。時々小雨が降る中、平坦な樹林帯をのんびりと行く。谷あいの避難小屋に8:55に着く。9:10出発。登山道から峰の茶屋に向かう。途中、雪のトラバースで慎重に行く。上部は、ほとんど雪はなくなる。後発のパーティは、谷筋の雪渓を登って来る。9:40峰の茶屋に到着。避難小屋で休憩。10:00出発。昨日登った登山道を下る。10:40峠の茶屋駐車場に到着する。装備を片付けて、11:00出発し、温泉へ向かう。北温泉で汗を流し、「SAPPORO那須 森のビール園」に向かう。「バイキング+ジンギスカン90分食べ放題1980円」ビール園だが、ビールは飲まずに、ひたすら食べる。14:50出発。那須ICから東北道に乗り、山手トンネル経由で、18:20中央林間に到着、解散する。

IZ 記
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