宝川 ナルミズ沢

日程:2010年9月17日(夜)〜19日


9月17日(金)
 22:00長津田出発。メンバーは、3名。八王子ICから中央道、圏央道、関越道を通り、水上ICで降りる。25:50宝川温泉の駐車場に着く。満天の星空の下、26:30就寝する。

9月18日(土)
 5:30起床、5:55出発。林道を進み、6:10ゲート前に到着。駐車スペースは車返しを入れても4〜5台分。3台目に止める。朝食を取り、6:30出発する。天候は快晴。7:15林道終点着。休憩後、7:25出発。途中、八宝滝を眺めながら、汗だくで8:25渡渉点に着く。沢の装備を着け、9:00出発。直ぐに深い淵、気温は高いが水は冷たい。ウツボギ沢まで登山道を歩く。広河原より入渓する。

 ゴルジュの7m滝は右から巻く。3〜4mの滝や淵をいくつも越え、10:35大石沢に着く。先発の単独の人がいたものの、大石沢泊は我々が一番乗だ。大石沢手前の右岸にテントを張る。昼頃より、次々と沢屋さんが登って来るが、我々の幕場以外は、傾斜地や湿地などで、余り良い幕場は無い。大石沢出合いで5張程。張れないパーティは、前へ進んだり、引き返したりで、今日は、10パーティ位、入渓しただろうか。早出した甲斐があった。午後は、薪拾いをしたり、昼寝をしたり、晴天の下、のんびり過ごす。16時頃から夕食。焚き火にあたり、ビールとワインを飲んで、19時半頃に就寝する。 

 9月19日(日)
 4:00起床の予定が、寝坊して、5:20起床する。慌てて食事を取り、6:20出発する。他のパーティも同じ頃の出発で、しばらく混み合う。天候は、曇り。S字状のゴルジュは、右から巻く。男女のパーティが、釜に入って行ったが、水の冷たさで、悲鳴を上げていた。6mの魚止めの滝は、右から登る。7:20二股に到着。休憩後、7:30出発。右俣に進む。ここからは、釜や淵に変わって、ナメ滝が続く。8:05草原の幕場に着く。本日の絶景ポイントだが、あいにく、ここからガスの中。この先水が涸れる前に給水をする。沢状から草原の踏み後に進むが、ガスが濃い。残念。じきに笹薮に入るが、沢筋から5分程で、8:30稜線に到着する。

 8:55越後烏帽子で小休止。9:05出発。9:55ジャンクションピークに到着する頃には晴れて来る。ここで沢靴を履きかえる。10:20出発。10:35朝日岳に到着する。好天となる。谷川岳、武尊山、燧ケ岳、歩いて来た越後烏帽子まで良く見える。休憩後、11:00出発。いっきに大石沢まで下りる。12:00到着。大休止。靴を脱いでナルミズ沢に足をつける。冷たくて10秒もつけていられない。テントを撤収後、12:50出発。広河原で沢靴に履き替え、渡渉点まで行く。13:55到着。登山靴に履き替え、14:05出発。15:05林道に到着。15:50駐車場に到着する。帰りは、湯テルメ谷川で汗を流す。関越道で40kmの渋滞にはまり、八王子廻りで、22:30相模原駅で解散した。
IZ 記 

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