9日21時に横浜を出発。

10日0時過ぎに美濃戸口の駐車場に車を停める。3連休のためか駐車場にはたくさんの車が停まっており、なんとか隙間をみつけることができた。5時まで車内で睡眠。

準備をして5時45分出発。まだ辺りは暗く、ヘッドランプをつけて歩き始める。美濃戸山荘の手前で明るくなる。空は曇っており、時折小雪がちらついていた。気温はそれほど低くはなく、美濃戸からはヤッケをぬいで歩くことができた。8時10分、赤岳鉱泉着。鉱泉もたくさんのテントで賑わっていた。服装を整えて、硫黄岳にむかう。トレースはばっちりで、とても歩きやすい。稜線の手前でアイゼンをつけて赤岩の頭へ。9時45分着。稜線にでると視界は40〜50Ｍほど、ときおりガスで視界がなくなる。どうしようか迷ったが無理をせず、本日はここまでとする。とりあえず赤岩の頭の道標だけでも写真におさめようとしたが、雨蓋にいれていたカメラは、作動しなかった。下山は速く、赤岳鉱泉まではあっというまだった。鉱泉の食堂であったかいコーヒーをのみ往路を下山した。美濃戸口は12時15分、下山するころ、ようやく青空が広がってきた。