8時に渋沢駅集合、天気も良く大倉までのバスは満員状態だった。今日はサブ山行で案内には「新人でも楽々参加できる」とあったがメンバーは私を除いてベテラン揃い、ただでは終わらない雰囲気を感じつつ大倉バス停を下車。
林道を1時間半近く歩き、新茅山荘に到着、車なら此処に停めるスペースがある。そこからしばらく行くと、入渓点となる新茅沢橋に着く。橋の手前に林道から沢に降りるしっかりした踏み跡がある。各々装備をつけ始めるが、Nさんがハーネスを忘れる事件が発生!
スリングであつらえて10:30に出発。
すぐに3mの滝がある、足慣らしよろしく左側を登る。続いて7mの滝が現れる。ここはロープを出して左端を登ることにする。今日は「新人でも楽々」との触れ込みだったがこの先もロープを使った登攀がありそうで楽々ではなさそうだと思っていると、後ろから単独行の人が登ってきて、右側の岩尾根をすいすいと登って追い越していった。「楽々」それは高巻きしての話か?
登り終えるとすぐに6m+3mの滝となる、安全第1で、リーダーが左からフリーで登り上からロープをおろす。
次は大滝、滝の右側を行くのは分かるが、下から見ると上部がオーバーハングしているように見える。Nさんはスリングハーネスで登っていってしまった、さすが。私は途中で力尽きそうになるが、ロープの張力を感じながら(引っ張られてた?)なんとか登りきることが出来た。
小滝を何個か乗り越え、昼食を取り、先へ進む。
ゴールも近づき、CSが現れる。ザックはかわいそうだがごりごりと背中を使って乗り切る。その後足元は砂利上になり歩きにくくなる、ルンゼを抜けたところで終了。
大滝がきつかったという印象が強く残った一日だった。
|