日光・女峰山・男体山
日程:2008年10月17日(夜発)〜19日


 10月17日(金)
21:00横浜東口集合し光徳牧場駐車場にて仮眠。Sさんのテントのポールが1本足りないとの事で心配したが設営可能な状況だった。

 18日(土)
晴。5:00起床。車2台で志津駐車場へ移動。駐車場が一杯で、志津林道を少し入ったところに車を止める。装備を整え、6:15出発。紅葉を楽しみながら平坦な林道をほのぼの歩き、馬立に至る分岐で小休止。ここからは山道になるため、オーダーを、S、O、A、K、I、NI、IZ、Nとする。樹林帯の急な登りだが、木々の間から時々見える秋の景色を楽しみながら高度をあげていく。順調にすすみ唐沢小屋8:45着。唐沢小屋はまだ新しく、2階もあり思ったより広かった。少し長めの休憩後、9:40女峰山登頂。I、O、K、A、Nは別ルートでの敗退経験者であり登頂できて何より。この頃から雲が出始め展望が阻まれてしまうのが残念。
女峰山から帝釈山へのルートはヤセ尾根の悪路となり慎重に抜ける。11:40富士見峠着。予定では昼前に富士見峠に着いたら小真名子から大真名子を縦走することになっていたが、足腰の不調や靴擦れを訴えるものがおり協議となる。その結果、I(SL)、NI、S、Oがエスケープルートとしていた林道コースを下山し、幕営地の湯元キャンプ場で合流する事になった。
11:55 富士見峠出発。縦走組は、K、A、IZ、Nのオーダー。小真名子の登りはざらざらした急斜面。コースタイム50分のところを35分で登りきると、それまで雲に覆われていた女峰山をはじめ360度の見事な展望が広がっていた。以降、展望が持続したため快調に歩を進め、大真名子山13:50着。この日最後のピークを満喫し15:15志津駐車場に下山。
Kさんの車に乗りこみ、宴の待つ湯元にわくわくと向かって数分後、タイヤのパンクが発覚。今山行最大のアクシデントである。電話も通じない山中であり、有効期限切れのパンク修理剤で応急処置。何とか走れる状態になったので、一番近いスタンドで空気圧を調べてもらおうと中禅寺湖方面に向うが大渋滞。車中からスタンドに問い合わせたところ、そこは給油しかしていないとのことでUターンして湯元キャンプ場に行きみんなと合流。
翌日の行動予定が気がかりだが、まずは温泉で温まり、みんなが入れるSさんの大きなテントで鍋を囲んで乾杯。結局、Sさんの車にみんなが乗って登山口へ移動、予定どおり男体山を目指す事になった。

 19日(日)
晴。4時起床。撤収後、車2台で三本松駐車場に移動。Kさんの車に荷物を移し、Sさんの車に8人乗りこみ志津駐車場に向う。しかし志津林道に入ると次なるアクシデント発生。7人乗りの車に8人乗ったせいで、車の底が地面に擦れる音が聞こえ、いよいよ中止かとよぎるが、ピストン輸送する案が出て、無事全員登山口に到着できた。
6:40志津駐車場出発。登りのオーダーは昨日と同じ。高度が上がる毎に展望が広がり、8合目あたりからはパノラマ写真状態。9:05頂上着。前日同様360度の展望を楽しむ。縁結びの鐘が設置されており蜷川さんも打っていた。
下山はまたピストン輸送なので、待ち時間節約のため、運転手を含む先発隊K・A・IZ・Sと、後発隊I・NI・O・Nに分かれ、9:35下山開始。百名山とあって昨日とはうってかわって団体さんの登山者が多い。後発隊は志津駐車場11:40着。まさかと思ったら先発隊を三本松に送り届けたSさんの車がもう待っていた。約1時間前に下山していたらしい。
幸いKさんの車も高速を走れる状況とわかり、渋滞前にいろは坂を抜けようと早々に帰途に着く。日光市内は渋滞していたが、いろは坂以降は渋滞もなく無事帰横。東口で解散。

 <雑感>
山中以外で、山行中止かなあというアクシデントが続いたが、みなさま長生きしてる分だけ知恵もあり予定通りの山行ができました。パンク修理剤は使用期限が過ぎていても使え、しかも効果的。ドライバーのみなさま1本携帯しておくとよさそうです。
 

<コースタイム>
10/18(土) 志津駐車場6:15→馬立前の分岐6:55‐7:03→水場8:25→唐沢小屋8:45‐9:00女峰山9:40‐10:00→帝釈山10:35‐10:50→富士見峠11:40‐11:55→小真名子山12:30‐12:45→大真名子山13:50‐14:05→志津駐車場15:15
10/19(日)志津駐車場6:40→4合目7:20‐7:30→男体山9:05‐9:35→志津駐車場
先発隊10:45着
後発隊11:40着

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